北海道小駅巡りの旅 1日目
JR北海道から廃止宣告が降った駅への訪問をするため2016春・2016夏・2017春、と半年毎に北海道へ飛び立っていたのですが、「廃止宣告が降る度に北海道へ行くより、いっそのこと利用者数が少なくて廃止されかねない駅を一度に回っておけば良いのでは!?」と考え、2017夏は2週間使って約150駅回ってきました。北海道へ行くだけでも交通費が馬鹿にならないので、一度の旅行で出来るだけ滞在日数を伸ばすようにしています(北海道に限った話ではありません)。
本当は乗車人員1日平均が10人以下の駅全てを回る予定だったのですが、台風で終日運休になった日があったせいで全ては回り切れませんでした……。今度来道するときはJR北海道全駅下車達成するからな。待ってろ。
尚、駅自体の紹介は掲載駅一覧より各駅のページをご覧ください。
今回は夕張市街地の紹介がメインです。
成田空港から新千歳空港迄は春秋航空を利用。一番早くて一番安い。LCCという選択肢を思い付いていなかったときは、1泊2日掛けて延々東北本線を北上していました。今考えると何て馬鹿なことをしていたのか。いや人生に一度や二度は体験すべきだとは思いますよ。でも3往復目くらいになってくると只の耐久レースですからね。
1日目は、廃止が決まった石勝線夕張支線とその周辺の駅を訪れました。既に2往復(鹿ノ谷・夕張間は1往復)乗車済みです。
まずは夕張へ。地理学徒ということもあり、今回は珍しく駅から離れて市中心部の様子も見に行きました。
県道38号から見た本町地区。
本町地区内。人通りは少ない(でも居た)ですが、ホテルシューパロも営業中で利用客も見え、思っていたよりは寂れていないという印象を受けました。建物も新しいものが多い。
件の夕張市役所。
坂を少し下ると、2011(平成23)年3月末で閉校になった夕張小学校が在ります。現在はファームカフェらぷらすが入っており、昼食バイキングをやっているそうです。行きたい!!!
隣には2005(平成17)年に閉校となった(旧)夕張中学校も在ります。
夕張駅前に戻り、こちらのゆうばり屋台村(バリー屋台)でお昼御飯を頂くことにしました。
店内の共用スペース。屋台村内には各店舗のスペースと共用スペースが在ります。驚いたのは、どの店の店員さんかに関わらず屋台村内の店舗で提供している全メニューを注文出来ること。私はやってないですが、各店舗内でも違うお店のメニューを注文出来るそうな(参考サイト)。違うお店のメニューを注文出来るのは店舗間の信頼に基づいた素晴らしいシステムだとは思うのですが、私みたいな人は違うお店のメニューを頼むときに申し訳無さを感じちゃう……。
鹿の谷3丁目食堂のカレーそばを頂きました。地元の物が入っているかは不明。
鹿ノ谷(下車済みなので今回列車での訪問はせず)と清水沢をすっ飛ばして南清水沢迄輪行。
鹿ノ谷・清水沢間に在る夕張鉄道株式会社の本社。
川端駅の紹介ページにも書きましたが、駅裏には廃客車を受付として利用していた廃ゴルフ場が在ります。写真は廃客車内の様子です。
続いて滝ノ上を訪問し、室蘭本線経由で一気に野花南へ。ここで駅寝。
本日の総輪行距離(地図に基づく)
夕張→南清水沢 9.6km
清水沢→沼ノ沢 5.5km
計15.1km
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