極端にご利用の少ない駅【全国版(JR)】

2016年にJR北海道が「極端にご利用の少ない駅」という資料を公表しました。これはJR北海道の乗車人員1日平均を「1名以下」「10名以下」「10名超」に分けて図示したものです。

駅巡りを趣味とする者としては、当然全国版が欲しくなるものです。というわけで作りました。私鉄についてはまた今度頑張ります。駅巡りの参考にでもしていただければ幸いです。

極端にご利用の少ない駅【全国版(JR)】

各地域の拡大図は以下のリンクからご覧ください。1日当たりの乗車人員が10名以下の駅はこれらの拡大図中に全て掲載されています。最大で1.2MBありますのでご注意。

拡大図の見本(越美北線)
極端にご利用の少ない駅【全国版(JR)】

注意事項

  • 国土数値情報でまとめて得られる最新のデータが2018年度のものであるため、基本的には2018年度のデータを利用しましたが、2017年度以前に無人化された等の理由で2018年度のデータが無い場合は、2017年度以前で最新のデータを用い、該当する駅には括弧書きで年度を示しました。2011年度まで遡ってもデータが無い場合は「不明」としました。これは、データが古過ぎても余り意味が無く、また延々と遡ってデータを捜索する手間を省くためにどこかで上限を定めたかったというのが理由です。
  • JR北海道の「極端にご利用の少ない駅」の乗車人員は直近5年間の特定調査日(11月)の平均のデータですが、国土数値情報非掲載のデータを5年分集めるのが面倒ですし、また前項の通り2011年度を上限とすると、例えば2014年度を最後にデータが無い駅については5年間の平均を取れない(ことはありませんが、別のファイルをダウンロードして1つの表にまとめて計算しなければならない)ため、国土数値情報で最新のデータであり、ついでにコロナ前でもある2018年度で統一しました。
  • 国土数値情報には乗降者数=乗車人員+降車人員が収録されていますが、JR北海道が公表した「極端にご利用の少ない駅」に合わせるため、機械的に2で割って乗車人員としました。そもそもJR九州のように、国土数値情報中の乗降客数が全て偶数であり、乗車人員を単に2倍して乗降客数としていると思われる場合も少なくありません。
  • 素晴らしいことに、JR西日本とJR四国とJR九州は全駅の乗降客数を国土数値情報に収録してくれています。
    一方JR東日本は、有人駅については国土数値情報に収録されているのですが、無人駅については統計を取っていないようで、国土数値情報には収録されていません。利用者数の少ない駅を知りたいのに、肝心の無人駅の統計が無いのでほとんど役に立ちません。JR東海と異なり、駅が位置する県・市町村の統計書を調べても出てこないので、本当に網羅的な統計は取っていないようです。頑なに非公開としているのかもしれませんが……。
    JR東海は悔い改めてほしい。国土数値情報の駅別乗降客数のデータで、JR東海はJR6社で唯一で全駅非公開としています。しかし、駅が位置する県・市町村の統計には掲載されている場合が多いので、自治体が公的に依頼している場合に限り公開しているのかもしれません。各県・各市町村の統計に収録されているだけまだマシなのですが、これのせいで統計収集にやたらと時間が掛かりました(下記の出典欄を参照)。最初から国土数値情報で公開してくれ。ついでに、静岡県、山梨県、長野県は各県の統計書に県内全駅の乗降客数(乗車人員)が掲載されていて大変優秀なのですが、愛知県と岐阜県の統計書には主要駅=利用者数の多い駅しか掲載されていません。使えない。

出典:JR東海を除き全て国土数値情報。JR東海管内については、以下の各県・各市町村の統計書等を参照しました。

三重県統計書,静岡県統計年鑑,岐阜県統計書,山梨県統計年鑑,長野県統計書,愛知県統計年鑑,名古屋市統計年鑑,県勢要覧(神奈川県),滋賀県統計書,愛西市の統計,山北町統計書,大井町統計要覧,統計書かかみがはら,統計たじみ,可児市の統計,美濃加茂市統計書,恵那市統計書,春日井市統計書,刈谷の統計,知多半島の統計,稲沢の統計,豊川市の統計,蒲郡の統計,岡崎市の統計,こうたの統計,豊橋市統計書,高山市のあらまし,蟹江町総合交通戦略(2020年),新城市地域公共交通網形成計画(2017年)

ちなみに『山形県の鉄道輸送』には、無人駅のためデータが無い駅についても、1988年度から2004年度までであれば推計値が収録されています。今回は2011年度を上限としたため使用しませんでしたが、大まかな利用状況は把握出来ますので、興味があればご覧ください。過年度のデータも最新版に一括して掲載されていて優秀です。