〔韓国〕湖南線 多侍

多侍 다시 /taʃi/ タシ

1日4往復しか停車しません。
喜ばしいことに 完 全 無 人 駅 。この意義は韓国で駅巡りをした者にしか嚙み締めることが出来ない。韓国の有人駅では、列車発着前後にしかホームに出られないのだが、それはまあ許容範囲。問題は、ホームに出ても自由にうろつくことが出来ないのだ。列車の停まらないホーム端へ向かおうものなら、たとえ遠くからでも、笛を吹くなり叫ぶなりして怒ってくる。駅を観察したい鉄道ファンにとっては厄介極まりないのである。そして韓国の一般列車停車駅のほとんどは有人駅(運行要員のみ配置の駅も含む。状況は完全に同じ)なのだ。
更に言えば、たとえ完全無人駅だとしても、一部の停車本数が非常に少ない駅では、列車発着時に委託された人かKORAILの社員かがどこからともなくやってきて鍵を開け、列車が出ると鍵を閉めてしまう。だから、完全無人駅且つホームへの出入りが自由な駅は、一般列車停車駅中の1割程度(約20駅くらい)しか無く、それに該当するこの多侍駅は、鉄道ファンにとって非常に有り難い存在なのである。
但しそういう駅でも、ホーム上、特にホーム端にはほぼ必ず監視カメラが設置されている。①列車発着時間帯外に、②一瞬ではなく5分程度、③ホーム端に行くなど怪しい動きをするという、駅員が居たら即怒られる行為をホーム出入りし放題の駅でやってきて、今のところスピーカーで怒られるようなことは無かったのだが、日本のようにホーム端で数時間粘って駅撮りなんかしようものなら絶対にスピーカーで怒られるか駅員が飛んでくるので、残念ながらそれは無理だろう。完全無人駅・ホーム出入り自由で、しかも監視カメラの無い駅(=長時間ホーム上をうろついていてもお咎めの無い駅)は、片手で数えられる程度しか韓国には無い。厳しい世界である。

 

〔韓国〕湖南線 多侍
駅舎
〔韓国〕湖南線 多侍
駅名標。この形式は珍しいような。
〔韓国〕湖南線 多侍
駅舎内
〔韓国〕湖南線 多侍
駅構内
〔韓国〕湖南線 多侍
木浦方
〔韓国〕湖南線 多侍
西大田方
〔韓国〕湖南線 多侍
駅前


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