KORAIL一般列車停車駅ほぼ全駅下車の旅 第三次2日目

2023年9月7日(2日目)

栄州602〔中央線セマウル号1092列車〕649鳳陽811〔中央線ムグンファ号1701列車〕819堤川849〔中央線ムグンファ号1632列車〕913原州947930〔中央線KTX704列車〕954西原州1009〔京江線KTX807列車〕1057江陵1225〔京江線KTX814列車〕1310横城1420〔京江線KTX811列車〕1445珍富1458〔京江線KTX844列車〕1507平昌1553〔京江線KTX816列車〕1603屯内1714〔京江線・中央線KTX818列車〕1839ソウル1857〔京釜高速線KTX59列車〕1917光明1959〔京釜高速線・湖南高速線KTX433列車〕光州松汀2140

 
激安宿に泊まったが(1日目参照)、最後まで特に異常は無かった。駅前だったお蔭で睡眠時間も確保できた。栄州駅は複線電化・KTX(高速列車)乗り入れに伴い、2019年訪問時に存在した旧駅舎は撤去され、新駅舎が建設中だった。鳳陽駅は、こちらも複線電化工事に伴い2015年から旅客扱いを中止していたが、2021年に再開した。

KORAIL一般列車停車駅ほぼ全駅下車の旅 第三次2日目
栄州駅
KORAIL一般列車停車駅ほぼ全駅下車の旅 第三次2日目
鳳陽駅

栄州駅でホーム端から駅構内を撮影して戻ってくると、駅員らしき人に声を掛けられた。にこにこしているので、撮影禁止だとかで怒られるわけではなさそう。話を聞いてみると、ご自身が鉄道ファンで、同業者だと思って私に声を掛けたとのこと。駅員ではなく乗車した列車の係員で、駅発着時以外はやることが無いらしく、私の隣に座り、今見えてるのが旧線・旧々線だとか、或いは少し昔の中央線の話、韓国の鉄道ファンの知り合いの話等々を聞かせてくれた。以前の駅巡りでも、声を掛けてきた係員が居た。日本でもこれくらいの緩さはあっていいんじゃないかと思う。

KORAIL一般列車停車駅ほぼ全駅下車の旅 第三次2日目
堤川駅

堤川駅で駅舎等の撮影をしてから駅舎内に戻ると、乗車予定の列車が電光掲示板に無い。慌ててホームと待合室を行ったり来たりしていたのだが、待合室の掲示を見ると、乗車予定の列車は9月1日のダイヤ改正で8:49発から8:43発に変更となっていた。8月末からずっと旅に出ており、また9月1日にダイヤ改正があるとは全く知らなかったので、8月に旅程を立てたまま更新していなかったのである。移転前に訪問済みだった原州駅に行けなくなっただけなので旅程が崩壊したわけではないが、後数分早く駅に戻っていたら気付けていたのが悔しい。

今日のメインは、平昌オリンピック開催3ヶ月前の2017年12月に開業した京江線の全駅下車。名称には入っていないが高速線なので、農山村地域には似付かわしくない巨大な駅が魅力である(?)
1時間に1、2本あるという点では駅巡りは容易なのだが、所謂「千鳥停車」なので、実際のところ無駄な待ち時間・乗車時間が多く発生してしまう。

KORAIL一般列車停車駅ほぼ全駅下車の旅 第三次2日目
2021年に導入された韓国鉄道公社150000系(KTX-イウム,KTX-이음)。京江線KTX807列車@江陵。

京江線全駅下車の後は、ソウルをすっ飛ばして京釜高速線、湖南高速線の駅巡りへ。駅巡り自体は湖南高速線公州駅まで行けば良いのだが、どうせそこまで行くならということで、更に南下して光州駅附近のゲストハウスに宿泊し、翌日、前回の駅巡り時に夜間の乗車となった光州線の再乗車をすることにした。
 

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「KORAIL一般列車停車駅ほぼ全駅下車の旅 第一次・第二次」は、同人誌『KORAIL一般列車停車駅ほぼ全駅下車の旅』に掲載されています。
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