KORAIL一般列車停車駅ほぼ全駅下車の旅 第三次1日目

韓国へ行く用事が出来たので、KORAIL PASSのYOUTHを使える内に使っておきたいということもあり、KORAIL PASSで3日間の駅巡りに出掛けた。
第一次・第二次の駅巡りではネイルロパスを使用したことから、KTX(高速列車)しか停車しない高速線の駅は未訪問となっていたので、今回の駅巡りでは高速線の駅を中心に、第一次・第二次の駅巡りをした2019年以降に営業開始・再開した駅、そして第二次の駅巡り時に旅程が崩壊したせいで未訪問となっていた北永川駅へ行くことにした。
旅程のメモ程度としてご覧ください。

2023年9月6日(1日目)

800釜山港〔徒歩〕釜山840〔京釜高速線KTX16列車〕903蔚山913〔京釜高速線KTX18列車〕1001金泉(亀尾)1034〔京釜高速線KTX207列車〕1057東大邱〔タクシー〕西大邱1127〔京釜高速線KTX101列車〕1134東大邱1147〔京釜高速線KTX21列車〕1206新慶州1246〔東海線ヌリロ号1773列車〕1312太和江1320〔東海線ムグンファ号1792列車〕1330北蔚山1357〔東海線ヌリロ号1776列車〕1418新慶州…[慶州駅(KTX)](1430)〔慶州市市内バス〕(1437)[光明](1454)〔慶州市市内バス〕(1517)[阿火駅]〔徒歩1.0km〕…旧・阿火駅…〔徒歩1.0km〕阿火1641〔中央線ムグンファ号1604列車〕1654〔徒歩2.2km〕北永川1829〔中央線ムグンファ号1674列車〕2010栄州

()は大まかな時刻、[]はバス停を表します。

 
これまでは飛行機でしか韓国に行ったことが無く、また飛行機で行くのも面白くないので、今回は下関から関釜フェリーで韓国に入ってみた。尚、下関に到達するまでに中国地方の駅巡りもしており、木次線、福塩線(一部除く)、小野田線、美祢線、ついでにスカイレールの全駅下車を達成。

KORAIL一般列車停車駅ほぼ全駅下車の旅 第三次1日目
釜山駅
KORAIL一般列車停車駅ほぼ全駅下車の旅 第三次1日目
蔚山駅

釜山駅の東側では、万博誘致のためなのかは不明だが、盛んに再開発が行われていた。市街地の広がっている西側にも行きたかったが、時間が無かった。
蔚山駅は蔚山広域市の中心市街地から道のりで25kmも離れた内陸部に開設された京釜高速線の駅であり、中心市街地は太和江駅附近に広がっている。蔚山駅では元々10分しか取っていなかった上、2、3分遅延して到着したためまともな写真が撮れなかった。

KORAIL一般列車停車駅ほぼ全駅下車の旅 第三次1日目
金泉(亀尾)駅
KORAIL一般列車停車駅ほぼ全駅下車の旅 第三次1日目
西大邱駅

金泉(亀尾)駅で折り返して(折り返したせいで京釜高速線完乗は未達成)、西大邱駅訪問のため一度東大邱駅へ。東大邱駅到着から西大邱駅出発までは30分しか無く、地下鉄や路線バスでは間に合わない。ただ、最短の道のりで9kmのため、タクシー課金をすれば間に合うと踏み、無理矢理旅程にねじ込んだ。西大邱駅はいずれ電鉄の駅が開業予定なので無理して行く必要も無いのだが、行けそうと分かってしまったので行くしか無くなってしまった。混雑する市街地を避けるためなのだろうが、少し遠回りの都市高速道路経由になり、また何も考慮に入れていなかったのだが所々で渋滞しており、西大邱駅到着最後の最後まで気を揉む羽目になった。駅舎の写真を撮るということもあって駅前広場の入口で降ろしてもらったのが列車出発5分前。写真を撮りつつ全速力でホームへ。ぎりぎり間に合ったが、ろくに駅を見ることも出来なかった。また韓国のタクシーは安いとはいえ、12,900ウォン(=1,290円)も掛かった。無理して行く必要は無かった気もするが、行ってなかったらなかったで今頃後悔していたことだろう。

KORAIL一般列車停車駅ほぼ全駅下車の旅 第三次1日目
新慶州駅

太和江駅は訪問済みで移設もされていないので特別時間を取っていなかったのだが、複線電化・新線切替に伴い新駅舎に変わっており、可能ならもう少し時間を取りたかった。恐らくどう旅程を組み立てても無理だったのだが。
新慶州駅から阿火駅への経路の途中に旧・阿火駅が在り、時間もあるのでそこに行ってから現・阿火駅へ行くことに。NAVER地図で「阿火駅」バス停は旧駅附近に在ると表示されており、駅が移設されてもバス停の位置はすぐには変わらないんだなと思っていたのだが、実際には新駅の目の前にちゃんと「阿火駅」バス停は移設されており、旧・阿火駅を通り過ぎて現・阿火駅まで辿り着いてしまった。NAVER地図許せねえ。仕方が無いので通過したばかりの道路を断腸の思いで(?)1km歩いて戻り、旧・阿火駅へ行き、現・阿火駅へ戻った。途中で入った冷麺屋のおばちゃんが昔観光関連の専門学校で日本語を勉強し、ホテルで通訳もしていたらしく、少しだけ日本語が話せた。こんなところで日本語の話せる方に出逢えるとは。何で冷麺屋やってるんだろう。

KORAIL一般列車停車駅ほぼ全駅下車の旅 第三次1日目
阿火駅
KORAIL一般列車停車駅ほぼ全駅下車の旅 第三次1日目
旧・阿火駅

そして因縁の北永川駅。4年前の第二次駅巡り時、北永川駅を旅程に入れ忘れたことに、路線バスの車窓から見えた駅舎で気付き、急遽旅程を変更したものの反対方向の列車に乗り間違えるという致命的ミスを犯したせいで訪問に失敗し、以来ずっと訪問の機会を窺っていた。1日2往復しか列車が停まらないが、本数の多い隣の永川駅から道のりで2kmちょっとで路線バスも多いため、訪問はさほど難しくない。今回は時間があったので永川駅から徒歩で訪問。さて路線バスの車窓から見えた駅舎はどこに……と思ったら、簡易な扉しか無く、駅舎はどこにも無かった。2019年に路線バスの車内から見たはずの駅舎は2020年に撤去されたらしく、当時訪問に失敗したせいで二度とお目に掛かることは出来なくなってしまったらしい(詳細は駅の記事を参照)。悔やんでも悔やみ切れない。

KORAIL一般列車停車駅ほぼ全駅下車の旅 第三次1日目
北永川駅
KORAIL一般列車停車駅ほぼ全駅下車の旅 第三次1日目
東海線ムグンファ号1792列車@北蔚山

栄州では以下の通り。

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「KORAIL一般列車停車駅ほぼ全駅下車の旅 第一次・第二次」は、同人誌『KORAIL一般列車停車駅ほぼ全駅下車の旅』に掲載されています。
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