〔韓国〕中央線　北永川駅

2023年9月14日 2023年9月17日

バーター

北永川　북영천　/pugjɔŋtʃ^hɔn/ ﾌﾟｷﾞｮﾝﾁｮﾝ

４年前の駅巡り時、当駅を旅程に入れ忘れたことに、路線バスの車窓から見えた駅舎で気付き、急遽旅程を変更したものの河陽駅で反対方向の列車に乗り間違えるという致命的ミスを犯し、韓国鉄道公社一般列車停車駅全駅下車達成の称号はお預けとなっていました。今回はそのリベンジです。
１日２往復しか列車が停まりませんが、本数の多い隣の永川駅から道のりで２kmちょっとで路線バスも多いため、訪問はさほど難しくありません。今回は時間があったので永川駅から徒歩で訪問。さて路線バスの車窓から見えた駅舎はどこに……と思ったら、簡易な扉しか無く、駅舎はどこにもありませんでした。４年間待ち焦がれていた北永川駅、あのとき見た駅舎は見間違いだったのか……？
Wikipediaにもナムウィキにも情報がまとまっておらず現地では分からなかったのですが、後日情報を総合してみると、複線電化工事のため2017年９月に一度清凉里方に移転しており（ナムウィキには2024年12月の複線電化完了時に原位置へ移設予定とあるが、既に移設先（永川市長水路135番地。参照）から原位置に戻っている）、その直前には駅舎は民間に賃貸されていたものの現存していたが（参照。2017年４月更新のこちらの記事では駅舎も営業中）、2020年に撤去されたらしい（参照先では、ホーム上の待合室が2020年撤去と記載されているので、駅舎の撤去もその頃か）とのこと。つまり、2019年に見たはずの駅舎は、当時訪問に失敗したせいで二度とお目に掛かることは出来なくなってしまったようです。悔やんでも悔やみ切れない。

（2023年９月６日　訪問）