根室本線 古瀬(旅客扱い廃止)

沢のどん詰まりに近い山の中に在るため、人気は全くありませんが、駅から1、2km離れると集落が幾つかあるようです。
駅入口に駅舎の如く鎮座する建物は、実は駅舎ではなく詰所なので、残念ながら入ることが出来ません。待合室もありませんが、昔は通路を挟んで詰所の反対側に在ったそうです(参照)。駅を紹介するWebサイトを眺めてニヤニヤするのが私の昔から楽しみの1つでして、勿論当駅の様子もそうしたWebサイトで知っていたのですが、いざ行ってみたら詰所が綺麗になっていてびっくり。コンクリート打ちっ放しの無機質な建物が待ち構えているというイメージが強かったのですが、外装を整えるとこうもイメージが変わるものなんですね。というか詰所使われてたんだ。
当駅を含む区間では、下り9本・上り8本普通列車が運行されていますが、半分以上は通過してしまい、停車するのは下り4本・上り3本のみです。
乗車人員1日平均は2人以上10人以下(H23~H27;JR北海道プレスリリース)、また北海道新聞によると「過去5年間の1日の平均乗車人員が2人以下」とのこと。1人以下じゃなくてむしろ意外。

2019年12月11日になって漸く、2020年3月廃止という記事が出ました(参照)。廃止3ヶ月前。交換設備があり交換列車も設定されていますので、信号場への降格になるのでしょう。
以前にもこの時期に駅の廃止が報じられ慌てて北海道へ行くことになり、それ以来、報道を待っていたら廃止前に行けるか分からないし、北海道へ行くにもお金掛かるし、行ったときに危ない駅は全部回っておかなきゃ→どうせ行くなら一路線全駅下車しておこう→いっそJR北海道全駅下車してしまえと、過激化の一途を辿ってきました。

(2017年3月5日訪問)
(2020年3月14日廃止)

 

根室本線 古瀬(旅客扱い廃止)
駅入口
根室本線 古瀬(旅客扱い廃止)
駅名標
根室本線 古瀬(旅客扱い廃止)
駅構内
根室本線 古瀬(旅客扱い廃止)
釧路方
根室本線 古瀬(旅客扱い廃止)
新得方
根室本線 古瀬(旅客扱い廃止)
駅前

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