中国鉄道旅行記2020 3日目

2020年1月10日(3日目)

朝から人生初のチベット高原の車窓と软卧を堪能し、11:20ラサ駅到着。
下車時に駅前の公安局の派出所へ当然誘導されるのだが、派出所内外でチベット族らしき人々が50人ほど、何かしら申請が必要なのか待機しているようだった。チベット自治区外出身とか何かなのだろうか。私は誘導の警察官に付いていったのだが、申請待ち(?)の人々の脇ですんなりと手続きを終えることが出来た。

駅出口でガイドさんと合流して、チベットのスカーフ「カター」を頂く。ラサ出身のチベット族の方なのだが、流暢な英語を喋るので失礼ながら驚いてしまった。ラサの英語学校で勉強したのだそう。一方の私は聞き取りも喋るのも覚束無いのだが……。
パスポートを発行してもらえないため、海外には行ったことが無いと嘆いていた。せっかく英語が上手なのに勿体無い。

切符マニアの端くれとしてはラサ駅発行の切符を入手したかったため、ガイドさんと共に切符販売窓口へ。ラサ駅では勿論、切符販売窓口へ行くにも検査所を通らなければならない。
私のパスポートや入境許可証の写真を撮影していた職員がチベット族らしかったので、試しにチベット語を交えて話し掛けてみた。中国国内どこもそうなのかもしれないが、警備体制はガッチガチでも、現場で担当している人はユルいという場合も良くあり、ここでも普通に談笑出来た。終いには「僕マンガ好きなんだ。WeChat(日本でのLINEに相当)交換しない?」と言われたのだが、検査待ちのせいか若干疲れていたので、いいですよ~と言いつつ立ち去ってしまった。今考えれば、非常に勿体無いことをしたものだ。

1時間掛かりで発券を終え、ガイドさんの案内で別の方の車に乗り、市街地へ。

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ラサ駅はラサ川を挟んで市街地の反対側に在るのだが、ラサ駅周辺はこの通り絶賛開発中。但しチベット族は普通入居しないので、駅前の新市街地は漢族、元々の市街地はチベット族と居住者が分かれているとのこと。

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チベット滞在中宿泊した雪域天堂国際大酒店。安いドミトリーで充分なのだが、残念ながら外国人は自由な宿泊を許されていないので、身の丈に合っていないそれなりのホテルに宿泊。

この日は体調を整える日ということか、特に予定は無い。「チベットはガイド必須」ということは、もしかしてガイドの居ない時間帯はホテルから出られないのか??と来るまでは疑問だったのだが、そんなことは無かった。普通に出歩ける。
ということで、ラサの市街地を歩いてみることにした。

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林廓北路に掛かる歩道橋から。

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冲賽康市場という総合市場の周辺。
チベット語名はཁྲོམ་གཟིགས་སྒང་ཁྲོམ་ར།(ཁྲོམ་‾trhom:市場,གཟིགས་^sii:見る,སྒང་´kaɴ:上,ཁྲོམ་ར‾trhomra:市場)なので、「冲賽康」は音訳。

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冲賽康市場の内部。ショッピングセンターっぽいが、ごちゃごちゃ感はドンキに近い。

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ラサ市街地の有名な観光地であるパルコルの入口。検査所があり、外国人はガイド同伴でないと入れない。と思っていたので退散したのだが、後日1人で行ってみたら普通に入れた。パルコルの紹介は後日。

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昼ご飯は藏式炒饭(18元≒300円)、シャパレー(3元)、ミルクティー(5元)。本場のシャパレー(肉入り揚げパン。中国語では牛肉饼)とミルクティーを体験出来て満足。

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中華人民共和国70周年成立直後だったため、記念の横断幕や旗が大量に。チベット語も併記されているので、チベット語母語話者でも祝える。
そうした中で公安のパトカーをベシベシ叩いていたチベット族らしき子供が居たのは面白かった。

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夜ご飯はホテル前のアニマチベット料理店(ཨ་ཉི་མ་གསོལ་ཚིགས་ཁང། ‾anima `söötsii ‾khaɴ / 啊尼玛藏餐厅)で蔵面(6元≒100円)を注文。残念ながらミルクティーは売り切れ。

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ホテル附近で撮影した、夜の街路。

明日は市街地を出てチベット自治区内の観光地へ。暫く鉄道要素は皆無。