中国鉄道旅行記2020 10日目

2020年1月17日(10日目)

本日は1日中ウルムチを観光し、夜行列車で離脱の予定。

利用したわけではないが、まずはBRTの停留所から。

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红山

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西大桥

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儿童公园

市街地北方の紅山公園へ行ってみたが閉まっていたので、南方の国際大バザールへ向かう。

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新疆ウイグル自治区で是非とも食べたかったラグメン(ﻟﻪغمـﻪن レグメン)。うどんのような麺に、トマトで味付けされたスープ・具が掛かっている。普通のラグメンは20元(約320円)、肉入りは28元。めっっっちゃくちゃ美味しかった(語彙力不足)

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ウルムチの有名観光地、国際大バザール(国际大巴扎)。入場には保安検査が必要。

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国際大バザールの内部。

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バザール内でナン(5元≒80円)を購入。ナンといってもインドカレー屋で出てくるものとは違い、外はカリカリ。他にも色んな種類のナンが販売されている。お店の兄ちゃんが勧めてくるので、翌日は1日中列車内ということもあり、更に数枚買い込んだ。

一通り見終わったので、今度は2018年に開業したウルムチ市営地下鉄に乗車。バザール目の前の二道橋駅から八楼駅へ。ただ乗りたかっただけなので、八楼駅から今度は路線バスでまた国際大バザールへUターン。何故八楼駅で降りたのかは忘れた。

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国際大バザールにて食べた、夕食のピラフ。プレーンのピラフ(10元)って言ったはずのに肉入りピラフ(25元)を注文したことになっていた。

さて、ウルムチを満喫したので、そろそろ駅へ向かわないといけない。時間に余裕があると思って少しのんびりし過ぎたが、20時半過ぎにバザールを出て、近くのバス停から1時間でウルムチ駅着、ウルムチ22:28発だからまだ大丈夫。
ウルムチ駅まで1本、1時間(14.5km)、そして何と1元。ウルムチの最後は楽しいバス旅である。

 

あるぇー? バスが来ないぞ~? 早く来てくれないと困るんだけどな~~

 

と若干ソワソワし始めたところ、ようやく20:59にバスが到着。まあちゃんとバスが来てさえくれれば、1時間で着くので無事22:28発に間に合う。

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おーーっと? 絶賛渋滞してますねえ…… これはちょっとまずいことになってきたぞ……

時計と地図とにらめっこ。え、ヤバくない? このままじゃ間に合わない説が出てきたぞ??

ヤバイヤバイヤバイ早くしろ~~~~~とめちゃくちゃ焦り始めたところで、ようやくウルムチ駅南広場?といったバス停の案内放送が流れたため下車。次は終点のウルムチ駅北広場だが、ここで降りた方が早いだろう。

と思って降りたが、駅が若干遠い。しかも暗闇&雪で道が見当たらない。雪が深くて突っ切るわけにもいかない。というか他に誰も降りてない。

慌てて雪に突っ込んだり引き返したりを繰り返したが、ここから駅へ行くことは断念し、断腸の思いで(というほど中国のタクシーは高くないのだが)流しのタクシーに課金。ウルムチ駅前に居るのにウルムチ駅まで!と頼む。
タクシーは恐らく先程のバスが行った道を辿り、ウルムチ駅南広場へ。かっ飛ばしてくれたのでもしかしたら間に合うかもしれない! ここで†保安検査† コラ~~~~~!!!!

全速力で駆け上がり改札へ。あ~~~改札終了の案内が出てる~~~~~けどまだ出発時刻前だから入れてくれるかもしれない!
改札口で群衆を搔き分けて「成都! 成都に行きます!」と叫ぶ。

 

 

 

 

 

乗れませんでした。本当にありがとうございました。

 

 

息を整わせつつ、失意に沈みながらも、次の便を中国鉄路アプリで探す。しかし時期は1月25日に始まる春節の直前。成都どころか、蘭州へ行く列車は全て満席。
0時頃に駅が閉鎖されるらしく、いくらアプリを眺めても満席なので、諦めて払い戻し、市街地へ戻ることに。

窓口では、満席で切符が買えないと思しき人民が群がっている。払い戻し中に「切符無い?」と聞かれたが、僕も無いです…………と疲れ切った顔で答えるしかなかった。

実はウルムチ→成都の切符は前日にピチャン駅で発券したもので、非磁気券だった。非磁気券の珍しさが良く分からず、また沢山予約・発券しても旅程の変更時に困るので少しずつ発券していたため、ピチャン駅ではこの1枚しか発券していなかった。
結局その後も非磁気券を入手することは出来ず、手元には1枚も残らなかった。二重に無念である。

地図サイトで検索してももう路線バスは無いということなので、已むを得ずタクシーの列に並んでいたのだが、何故か市街地行きのバスが来た。一般の路線バスより高めの5元で乗車。

バスを降り、タクシーで前日宿泊したホテルに着いたのは午前1時前。

そういえば、市街地で買った葡萄が入った袋もどっか行ってしまった……

 

次回、新疆ウイグル自治区を脱出出来るのか――
 

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